
大正11年(1922)頃/絹本着色
『広辞苑』によれば、白夜とは“北極または南極に近い地方で、
夏、日没から日の出までの間、散乱する太陽光のために薄明を呈すること”とあります。
良家の子女でしょうか、お下げ髪の娘は心に思う人を待っており、夕べになっても
暮れてほしくない心境にあるのだろうと想像されます。頬を染め、袂(たもと)で
胸を押さえるポーズもいじらしく、青地に白い鶴が舞う大胆な模様の着物と赤い帯が、
色白で美しいこの娘によく似合っています。
夢二郷土美術館
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