
明治末〜大正初期/紙本着色
神社仏閣への関心は幼い頃の環境によるものと思われますが
丘のむこうまでS字状に立ち並ぶ千本鳥居の一本一本に
人の願いが込められた、人の思いのトンネルが
夢二の心をとらえた大きな要因といえるでしょう。
稚拙とも見える描線は、初期の夢二画の特徴であり、
バランスの崩れた人物描写が、かえってこの場面を情緒の深いものに
しています。衣装の青海波(せいがいは)に千鳥が遊ぶ日本の伝統模様と
サーフボードに乗る兎のとり合わせが斬新です。
夢二郷土美術館
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