
童子
大正初期/絹
作品に登場する愛らしい子どもたちも夢二作品には欠かせないモチーフです。
大きな椿の木の下で手をつなぐ子どもたちの姿は、幼い日の夢二や妹の姿でしょうか。
夢二の生まれ育った生家の近くの国司丘(くにしがおか)や、生家から少し離れた夢二の母也須能(やすの)の里にも大きなやぶ椿の木があり、子どものころの夢二はこの下で遊んだのでしょう。
子どもの頃に見た印象そのもののような、子ども達の顔ほどもある大きな椿の丸い花。いきいきと咲く赤い花々は元気な子ども達といっしょに遊んでいるようです。
椿の丸い花は、夢二の作品中には何度も登場します。
夢二郷土美術館
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