2009年 5月3日(日)
5月3日、後楽園鶴鳴館にて夢二デザインきものショーを開催いたしました。
群馬県の竹久夢二伊香保記念館所蔵の夢二のデザイン原画をもとに
復刻した27点の浴衣、また、むつみ京都きもの学院吉井院長に
それ
ぞれの柄に合った帯結びを考案いただき、華やかにご披露いたしました。
夢二デザインの浴衣の色合いは紺と白が多いのですが、そのデザインは、
物語がモチーフになったり、文字やのびのびと自由な線で描かれたものなど、
とてもバラエティーに富んでおり、植物や風景なども夢二独特の
豊かな感性で表現されています。
出来上がってきた反物を見たとき、そのおもしろさと斬新な意匠に驚き、
どんな浴衣になるのかとても楽しみでした。
当日、目にした仕立てられた浴衣は、粋で、かわいらしくて、
想像以上に素敵でした。最初にトンボと秋の草花がデザインされた
浴衣が登場し、ショーはスタート。帯の正面は鮮やかなグリーン、
帯結びは黄色い宵待草が2輪、表現されていました。
想像力あふれる帯結びと大胆な模様の浴衣をあわせた作品は、
はじめから大きな拍手をいただき、その後もはっとするような
組み合わせが次々と登場。
きものと帯結びのコラボレーションのおもしろさはもちろん、
指先まで夢二美人になりきったモデルさんたちに会場は大いに
盛り上がりました。
最後に顔見世よろしく全ての作品が並んだ様子は圧巻で、
絵巻物のように美しく、優雅でした。
多くの方々の協力によって開催されたショーは、
会場全体があたたかな空気につつまれていたように思います。
お客様からもすばらしいショーだったとのご感想をいただき、
また夢二デザインの浴衣にも多くのお問い合わせがありました。
美術館スタッフも夢二の作品を実際に身に着けたことで、
夢二デザインをより身近に感じ、夢二が特に晩年提唱した
“生活に彩り”を身をもって体験し、心豊かなひとときを過しました。
夢二郷土美術館
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